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<<告知>>映画「海炭市叙景」 [映画]

函館出身の作家・佐藤泰志の未完の小説『海炭市叙景』がついに映画化された。函館市民の熱意とカンパによって出来上がったのだ。舞台は函館。監督は熊切和嘉。多くの函館市民が出演していて一人一人が主役だが、谷村美月、竹原ピストル、加瀬亮、南果歩、小林薫などが出演している。東京国際映画祭のコペティション部門にノミネートされ、10月28日に六本木で上映される。

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東京では渋谷ユーロスペースで12月上旬封切となる。ぜひ多くの人に佐藤泰志の世界に触れてほしいと思う。映画化にあわせて小学館文庫から文庫が出版された。80年代、バブル景気に向かううかれた気分の中、厳しく暗い世界を描き続けた泰志を、ちょっと暗すぎると私は思ったが、当時「北方文芸」で読んだ同じ小説を今改めて読むと、当時感じた暗さを感じない。時代が泰志に追いついたのだ。たぶん。

海炭市叙景ちらし2.jpg

佐藤泰志『海炭市叙景』映画化の俳優きまる [映画]

佐藤泰志原作の『海炭市叙景』の映画函館市民がカンパによって制作しようとしているとの記事は以前にこのブログで書いた。雑誌「がいこつ亭」の発行者で画家の三神恵爾さんから11月11日の北海道新聞の記事を送ってもらったので、映画化のその後について報告したい。

制作費4,000万円のうちカンパで集まったのは750万円。なかなか厳しい。7月に脚本が完成、監督である熊切和嘉監督らが交渉、4人の出演俳優が決まった。加瀬亮・小林薫・南果歩・谷村美月の4人だ。皆、脚本を読んで共感しての出演承諾だという。楽しみだ。

今後でいえば来年2月から本格撮影開始、秋の上映をめざしている。実際には函館市民だけではなく、佐藤泰志の読者などもカンパを行っている。当家もその一人だ。ぜひ応援いただきたいと思います。

以下がHP
http://www.cinemairis.com/kaitanshi/

『海炭市叙景』は1990年に亡くなった佐藤泰志の最後の作品で、明記はされていないが函館を舞台にしている。オムニバス形式の短編の連作で構成されている。素晴らしい作品である。機会があればぜひ読んでいただきたい一冊。
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